
スクワットの理想的な足幅は?
スクワットは、ベンチプレスと比べると運動が複雑になるので、適切な足幅を決定するのがなかなか難しい種目です。
基本的には足幅が狭いスクワットほど、大腿四頭筋とハムストリングス、大臀筋をよく使
うことになります。また、しゃがんだ時の前傾が深くなるので、脊柱起立筋にも作用します。
足幅を広くすればするほど、上体が立つので、脊柱起立筋にかかる負担が少なくなります。だから、重たい負荷をかついでスクワットをやろうと思ったら、足幅を広めに取り、上体をあまり前に傾けないで腰を落とすようにした方がいい。
ただし、足幅を広くすると、負荷のかかる筋肉が少し違ってきます。ハムストリングスではなく、内転筋(太ももの内側)を使うようになるのです。
ベンチプレスには「肩幅の1・6倍」というスタンダードがありました。しかし、スクワットの足幅は、ベンチプレスほど定番化していません。一応、肩幅がスタンダードと考えられてはいますが、それより広くても、また狭くてもOKです。それによって鍛えるポイントが変わってくるので、足幅は人それぞれです。
ミディアムスタンスは肩幅。ナロースタンスは股関節の幅。ワイドスタンスは80cm程度。その3種類を覚えておけば十分でしょう。内転筋を鍛えたい人、またパワーリフティングで重い負荷を上げたいという人は、スタンスを広めにとった方がいい。大腿四頭筋、ハムストリングス、大臀筋をバランス良く鍛えたいと思ったら、少し狭めにしてスクワットをするのがいいということになります。どこの筋肉を鍛えたいのかという目的に応じて、足幅を使い分けるといいでしょう。
※資料引用
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