全身を二分割してトレーニング日を変える場合、「上半身・下半身」と「プル・プレス」のどちらがいい?

 部位ごとにトレーニング日を分けることをスプリット・ルーティンと言います。

 分けやすさで考えると、「上半身・下半身」でしょう。ベンチプレスとスクワットを同じ日にやろうとすると、トレーニングのボリュームがかなり大きくなり、心理的なストレスも増えてしまいます。その結果、どちらかにエネルギーが偏ってしまう可能性もあります。下半身を一生悪命やりすぎて、上半身をやる前に疲れてしまうこともあるでしょう。「今日はベンチプレス、明日はスクワット」となると、ずいぶん楽です。

 ただ、1日で拮抗筋をバランス良く鍛えるということは、あまり考えなくていいと思います。バランスは大事ですが、それは長期的な視野で見ればいい。

 スナッチやハイクリーンのような全身を動員するパワー系の種目を組み込むとしたら、下半身の日でしょう。下半身の種目の中でも最初の方にやった方がいい。十分にアップをした上で、最初にハイクリーンから入り、次にスクワットという順番でしょ
うね。

 「プル・プレス」という分け方をすると、下半身のメニュー設定が難しくなります。というのも、下半身はどうしてもプレス系のボリュームが大きくなり、プル系はレッグカールといった小さな運動になってしまいます。股関節の屈曲も、どちらかというと腹筋群の運動という意味合いが強くなります。二分割と考えると、かなりアンバランスになってしまうと思います。

 「上半身・下半身」が正解で、「プル・プレス」が間違いというわけではありません。自分がやりやすいと感じた方でやっていいですし、トレーニング慣れを防ぐために、たまに分け方を変えてみるのもいいと思います。

※資料引用

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