
サーキットトレーニングの効果とは?
サーキットトレーニングは、1957年にモーガンとアダムソンが提唱したもので、そもそもは「総合的体力を高めるトレーニング」という定義でした。
上肢、体幹、下肢と体をいくつかのパートに分けて、それぞれ3~5種目のトレーニングを、基本的にはノーインターバルで行なう。トータルで7~15ぐらいの種目を回していく。最初は1サイクル。慣れてきたら2サイクル繰り返す。10分程度から、長い場合でも30分ぐらいで終わるトレーニングです。
一般的な中強度のサーキットの場合、まず30秒間同じ運動を繰り返して、何回やれるかを測定します。そして、その半分の回数を1セットのノルマとして設定する。高強度の場合はRMを測定し、その半分ぐらいの負荷を使うのがいいでしょう。
誕生から50年ほど経っていますから、当時と比べるといろいろなバリエーションが出てきています。どういうメニューを取り入れるかは自由ですが、全身の筋肉を動かす種目を回していくのが基本になります。
効果としては、筋力と全身持久力の両方が鍛えられるということが挙げられます。つまり、レジスタンストレーニングとエアロビックの効果が同時に得られる。それぞれの効果は専門的なトレーニングに比べれば低くなりますが、同時に両方得られるのはありがたい。
10~15分でレジスタンスとエアロビックの効果があるということで、最近はサーキット人気が復活してきた感があります。レジスタンスを30分、エアロビックを30分、合計1時間やるよりは、はるかに楽ですからね。健康や脂肪を減らすためにはエアロビックが重要。しかし、代謝を高めたりリバウンドを避けるためには、筋肉もつけた方がいい。それを短い時間で同時に行なうには、確かにサーキットは有効です。
また、試合時間が決まっている競技では、一定の時間内に筋力を集約的に発揮する能力が問われます。その場合もサーキットは効力を発揮します。柔道の井上康生選手がシドニー五輪で金メダルを取った時も、シーズンが近づくにつれてサーキットを取り入れたそうです。サーキットの持続時間を一試合の時間に設定し、ノーインターバルでいろいろなメニューを組み込む。時にはヘビーな筋力トレーニングも加える。そうすることで試合での筋力発揮を高めることが可能です。
※資料引用
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