ピラティス、ヨガ、ストレッチポール、バランスボールなどの効果は?

 ピラティスは、もともと第一次世界大戦の時に負傷兵に対して行なわれたリハビリ。体幹深部筋というコアの筋肉を動かすことで、機能回復を早めることが目的でした。それが十数年前になってリバイバルされてブームになっています。これは現代人がリハビリが必要なほど体がおかしくなっているという証拠かもしれません。コアの筋肉をしっかりつくることで、脊柱や骨盤や肩甲骨などの骨の並びを自然に戻すこと。それによって全身的に健康になることが、現代のピラティスの主な目的でしょう。

 ストレッチの要素と呼吸を重視するヨガも、ピラティスと目的は同じだと思います。脳科学でも、腹式呼吸をしていると脳が活性化されることがわかってきています。呼吸法と体幹の深部筋をうまく使うことを組み合わせ、いろいろな姿勢を取ることで、体の歪みを矯正したりバランスを整えていく。ピラテイスもヨガも筋カトレーニングというより、ボディバランスを軽え、普段眠っているコアの筋肉を活性化するのがポイント。健康を考えるのであれば十分に効果的でしょう。

 ストレッチポールやバランスボールも、やれば間違いなく効果はあります。たとえば脊柱起立筋の緊張を解いてくれる。あえて不安定な状態をつくり、体のバランスを微妙に崩すことによって、それを整えようとするインナーマッスルの働きを活性化させるのでしょう。それによって体の機能を調整する効果があるのだと思います。

 バランスボールは、コアだけでなく肩甲骨の周辺のインナーも微妙に動員しないと、うまくバランスが取れません。上に寝た状態でバーベルをプッシュしたりすると、脊柱周辺だけでなく、肩甲骨周辺を安定化させることにも有効だと思います。

 4つとも大きな筋肉を鍛えるものではありません。ただ、体の機能を調整することで体調が良くなったり、ボディバランスが整えられますから、長い目で見れば筋力アップにもプラスになるかもしれません。

※資料引用

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