
マシントレーニングの注意点は?
筋トレの普及とともに、トレーニング用のマシンも工夫・改良され、発展を続けてきました。しかし、発展していくにつれ、問題も顕在化するようになりました。
マシンを使ったトレーニングは、フリーウエイトのトレーニングと同じような動作であっ
ても、使う筋肉の種類が少なくなる傾向があります。マシンのレールが動作の軌道をリードしてくれるため、ある特定の筋肉の力を発揮すれば動作ができてしまう。どのくらいの重さを、どういう軌道で持ち上げればいいかを考える必要がない。そういう特定の筋肉に働きかけるマシントレーニングを良しとする流れもありました。
たとえば、ヒザを伸展させるマシンでは、大腿四頭筋だけを使っていればいい。でも、筋肉の働きを考えれば、これはひじょうに負担のかかる動きです。現実のヒザの伸展運動では、大腿四頭筋の反対側にあるハムストリングスも同時に力を出すことによって、ヒザを固定しています。もし、大腿四頭筋だけでワーッと力を出してヒザを伸ばすと、ヒザがガクッと外にはずれてしまう危険もあるのです。
そこで、最近ではベンチの上に体幹を固定せずにマシンを動かしましょう、という傾向もあります。体の芯の部分や関節を安定化させるための小さな筋肉も一緒に鍛える、実動作に近い動きにしましょうと。ただ、それはフリーウエイトを使えば簡単にできてしまうトレーニングなのですが。
ある特定の筋肉を狙って鍛えるなら、もちろんマシントレーニングは有効です。ただ、マシンだけに頼ってしまうと、インナーマッスルは強くならず、ケガの原因にもなってしまう。一見、合理的なマシントレーニングにも落とし穴があることを十分理解しておくことが大切ではないでしょうか。その上で、インナーを意識しながらマシンを使ったり、フリーウエイトや動作を安定化するための筋トレと組み合わせれば、より効果的に、より安全に筋力アップを図ることができると思います。
※資料引用
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