筋細胞の一生
ヒトを含めた動物は、受精した卵子が分裂していく過程で、外胚葉、内胚葉、その間を埋める中胚葉の三つに分かれます。筋肉のルーツは、中胚葉の細胞群と言われています。
中胚葉の「側板」というところにいた細胞は、成長していくにつれて、腕や足の方へ移動
していき、そこで筋肉になると考えられます。
細胞はそれぞれにしかるべき場所へ移動して、筋細胞になっていくわけです。ただ、どのタイミングで、どんな形で指令が下されるかは、現在のところわかっていません。
おそらく「筋芽細胞」という筋線維のもとになる細胞が移動していって、そこで増殖・融合して良い筋線維になる。しかし、一部の細胞は、そのままとどまって筋線維の表面におとなしくへばりついている。それが「筋サテライト細胞」であろうと言われています。筋サテライト細胞は、将来「幹細胞」となり、傷ついた筋線維が新しく生まれ変わるための“種”のような役割をするというのが定説です。
実際、筋細胞の細かい仕組みまでは詳しくわかっていません。
胎見期になると、筋線維がどんどん増え、筋肉を形づくっていきます。筋線維の数はこの胎児期決定(現在は12歳頃まで)し、その後は筋線維が太くなっても数そのものは増えないと考えられています。生後は一定数の筋線維が個々に太くなっていくことで、筋肉全体として成長していくことになります。
順調に成長していくと、20〜30歳ぐらいまでの間に、筋肉のサイズは一番大きくなります。そして30歳を過ぎたあたりから、筋線維の数は変わらないまま、一本一本が細くなっていく。40〜50歳の間になると、一本ずつが細くなるとともに、筋線維の数も徐々に減っていきます。このようにして、筋線維は役目を終えていくのです。※資料参照
ただし、歳を重ねてもしっかりトレーニングすることで、ある程度筋肉は維持できます!
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