
腱の働きについて教えて
腱は、筋肉と骨を結んでいる組織です。一番大事な仕事は、筋肉が出した力をダイレクトに骨に伝えること。そのために、腱は基本的にヒモのように伸びにくい性質を持っています。
しかし、長い腱になると、伸び縮みするものもあります。代表的なのはアキレス腱。走ったり歩いたりしている時は、アキレス腱が伸びたり縮んだりしながら、弾性エネルギーを効率よく使っているのです。
カンガルーは走る時にピョンピョンとホッピングします。彼らはとりわけ太く長く発達したアキレス腱を、まさにバネのように使って跳んでいます。だから、エネルギーの効率がものすごくいい。人間よりもはるかに少ないエネルギーで走ることができます。
腱が縮む速度は筋肉が縮む速度より速いので、人間は素早い動きをする時にも腱の縮むスピードをうまく利用しています。たとえばデコピンは指をロックして力を溜め込んでおいてから、一気にポンと外すことで、すごいスピードと威力が出ます。じつは前腕の腱もかなり長く、デコピンは弓矢と同じよう伸びた腱が戻るスピードを利用してエネルギーを放出しているのです。
足でも同じような働きが起こっています。一度かがんでからポンとジャンプする。走り高跳びのように、走ってきたスピードを殺さないようにして、ドンと踏み切って上に跳び上がる。これらも原理は同じで、反動動作によるエネルギーを逆方向の動作に利用しています。筋力を使ったパワーに比べると、さほど大きなプラス効果ではありませんが、腱をうまく使うことによってパフォーマンスを高めることは可能なのです。
※資料引用
#筋力アップ #体力作り #体力アップ #運動 #トレーニング #健康 #元気 #骨 #体質 #筋力 #筋トレ #筋線維 #柔軟性 #腱 #アキレス腱 #筋肉痛 #神経 #乳酸 #パーソナルジム #パーソナルトレーニング #パーソナルトレーニング大阪 #加圧トレーニング #パーソナルトレーナー #パーソナルトレーナー大阪 #大阪 #福島区 #福島区野田 #jr野田 #地下鉄玉川