
腹筋と背筋など、対抗する筋肉は同時に鍛えた方がいい?
筋肉は必ず体の中でペアになっている。これを拮抗筋と言います。じつは一つ一つの筋肉の運動というのは、縮むだけで、自分で伸びることはできません。地上なら重力によって縮んだ筋肉を引き伸ばすこともできますが、水の中ではそれは不可能。一度伸びたら、それっきり
になってしまいます。そんな時のために、筋肉を反対側から伸ばす筋肉が必要になる。だから、拮抗筋はバランスが取れていないと困るわけです。
拮抗筋で一番有名な例は、太ももの前部(大腿四頭筋=ヒザの伸筋)と後部(ハムストリングス=ヒザの屈筋)の筋力バランスです。一般人は伸筋の方が、屈筋よりも2倍ほど強い。それでも日常生活には支障ないのですが、一部のアスリートの場合はそうではありません。スプリントやジャンプ競技では、大腿四頭筋とハムストリングスが同時に収縮します。ハムストリングスは大腿四頭筋の大きな力に耐えながら、股関節をぐんと伸ばす働きをする。だから、アスリートはハムストリングスの筋力が、大腿四頭筋の60~70%くらいの数値にまで達しています。ハムストリングスが弱いと、筋肉が肉ばなれを起こしたりすることもあるのです。
一般人の場合も、抗筋の片側だけが強いと、関節などに必要以上の負荷をかけてしまいます。実際、拮抗筋のバランスが崩れると、ケガや関節の慢性障害の原因になりがちです。だから、腕の二頭筋と三頭筋、腹筋と背筋などは同じように鍛えた方がいい。同じ時間帯にやらなければいけないということではなく、一方は翌日にまわしてもかまいません。
テレビの通販などで腹筋を鍛える器具がよく出てきますが、「背筋も同時に鍛えましょう」とは言いませんよね。ですが、体のことを考えたら、腹筋をやったら同じぐらい背筋も鍛えておくべきです。
※資料引用
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