首の筋肉は鍛えにくい?

 そんなことはありません。むしろ、刺激に対する反応が高く、トレーニング効果が現われやすい部位と言えます。普段あまり鍛える筋肉ではないので、少しトレーニングしただけでも、みるみる太くなります。アメリカンフットボールの選手を見ると、みんな顔からはみ出すほど首が太いですよね。練習後の補強として首を鍛えるだけでも、あんなふうになる。それだけ変化が起こりやすい筋肉なのです。

 レスリングなどでは、ブリッジで首を鍛えるのが基本的なトレーニングに含まれていますが、これだけでも十分なレジスタンストレーニングになります。このトレーニングは、ブリッジの姿勢を取るだけでなく、その状態で首を前後左右に動かします。頚椎が曲がらないように、絶えず首の筋肉が抵抗しながら運動をしていることになります。ブリッジ自体は全身を使った運動ですが、重心を負荷としてかけることによって、首の筋肉はその運動に「耐える」という働きをする。どちらかと言うと、エキセントリックなトレーニングということになりますね。

 ブリッジではなく、人に首を押してもらうトレーニングも、いろいろなスポーツの選手が取り入れていますね。これもブリッジと同様。曲げようとする力に耐えることが、首の強化につながります。
 
 機能的に言うと、首の筋肉は能動的な運動をする筋肉ではありません。首の筋肉を積極的に使って運動することは、ほとんどありませんよね。サッカーでヘディングをする時も、その原動力は体幹の大きな筋肉です。首の筋肉はボールが頭に当たった衝撃でフラフラしないように、頭をしっかり支える働きをしているだけです。ですから、トレーニングも首の筋肉を能動的に使うというより、「耐える」ことをメインに考えるのが適切でしょう。

※資料引用

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