どうすれば筋肉は強くなる?

 生物は、つねに新しい環境に適応しないと生き残れません。それは筋肉も同じ。環境が過酷になると、それに適応するように機能を強くしていくというメカニズムが働きます。筋肉はほかの細胞と比べてもその機能が高く、しかも早く起こります。強いストレスをかけると、それに抵抗するように太くなる。どうして太くならなければいけないのか。それは筋肉が出す力は、筋肉の横断面積に比例するからです。

 筋線維のまわりには、筋線維を補修する小さな「筋サテライト細胞(衛生細胞)」というものが張りついています。筋線維の本体に何か問題があると、その筋サテライト細胞が増殖して、壊れた部分を埋めるようにして筋線維を太くする働きをします。完全にブチッと切れて筋線維が死んでしまった時は、筋サテライト細胞がさらに増殖して筋線維を修復させる。これを「筋線維の再生」と言います。

 筋サテライト細胞が活躍するのは、必ずしも筋肉が傷ついた時だけではありません。激しく運動した後も、筋線維からSOSを告げる成長因子という物質が分泌され、筋サテライト細胞が増殖します。そして、ベタベタと融合して筋線維を太くするのです。

 筋肉が太くなるということは、一つ一つの筋線維が太くなるだけなのか?それとも筋線維の数が増えるのか?現在の研究では筋線維の数は増えないというデータが有力であり、筋肉が強くなるメジャーな要因は、一本一本の筋線維が太くなるというのが定義です。

 ちなみに「ハイパープラジア」=筋線維が増える時期は生後〜12歳頃。この時期にいろいろな運動をするとよい。それ以降は、その筋線維の数で生きていかないといけません。

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