
トレーニング中の姿勢で効果は変わる?
これはYESです。
まず、バーベルなどを使ったフリーウエイトのトレーニングは、持ち上げる負荷に合わせて、さまざまな筋肉を使いながら姿勢を整えバランスを保ちます。逆に言えば、正しい姿勢を維持するための筋肉も同時に鍛えられるということにもなります。
同じ種目でも、脊柱の姿勢やバーベルを握る幅、足のスタンスの取り方などによって、明らかに効果の違いが出てくる。ある効果を得るために、あえていつもと違う姿勢でトレーニングを行なうこともあります。
一方、マシントレーニングと姿勢の関係は、どんなマシンを使うかによります。体の大部分を固定して、特定の筋肉だけを動かすマシンなら、とくに姿勢に配慮する必要はない。そのかわり、姿勢を維持する筋肉にはトレーニング効果が現われないということになります。
ただ、研究でわかってきたことですが、マシントレーニングでもちょっとした姿勢や意識の違いで、筋肉の使い方に変化が見られる場合もあるようです。
たとえば、レッグエクステンションの際に、オシリをちょっと前方に突き出すようなフォームで負荷を持ち上げてみる。すると、股関節の伸展が働いて、レッグプレスと同じような動きができたりします。そうなると、主働筋である大腿四頭筋の使い方も変わってきます。
また、同じ人が同じ姿勢でマシントレーニングをする場合でも、意識をどこに集中するかで、筋肉の使い方がずいぶん違ってくることもわかってきました。同じレッグエクステンションでも、蹴り上げるように意識するのと、ボールを遠くに蹴るように意識するのでは、使われる筋肉が全然違うらしい。そうなると、トレーナーのちょっとした指示の違いによって、同じマシンがまったく違った効果を生む可能性も出てくるわけです。
単純なマシントレーニングの動作にも、正しい姿勢や、正しい意識の向け方がある。指導する人たちの中で”正しい”という解釈が曖昧だったり、バラバラだったりすると、トレーニング効果にもバラつきが出てきてしまいかねません。せっかくこういうことがわかってきたのですから、それぞれのマシンにおけるスタンダードな方法を、きちんと規定する必要がありそうですね。
※資料引用
#トレーニング姿勢 #トレーニング #フリーウエイト