
インナーマッスルとアウターマッスルをうまく連動させるには?
体の内側の筋肉であるインナーマッスルと、外側の筋肉であるアウターマッスルは、普通の動作で連動してしかるべきものです。
大きくて強いアウターマッスルが動いている時は、関節などにも大きな負荷がかかるので、それを安定させるためにインナーマッスルが働いている。つまり、跳ぶ、走る、投げるなど、あらゆるタイプのスポーツは、インナーとアウターが連動して初めて安定した運動が成り立っているのです。しかし、筋力トレーニング、とくに一部の筋肉だけを集中して鍛えるマシントレーニングなどでは、アウターだけを使ってインナーを使わないことも多く、インナーがアウターの強さに負けてしまい、障害に結びつく場合も出てきてしまいます。
では、どうすればいいか。オススメするのはフリーウェイトのトレーニングです。フリーウエイトで自分で動きの軌跡をつくって、関節の動きをコントロールしながら負荷を持ち上げないといけない。自然にアウターの動きとインナーの動きが連動するわけです。同じ理由で、「ケトルベル」というヤカン型のダンベルも効果が期待できるでしょう。ケトルベルは、バランスが取りにくく、持ち上げづらい形をしています。それをあえて上げ下げすることで、運動の軌跡をきちんとつくりながら力を出す能力が身につきます。このほか、バランスプレートの上でバランスを取りながら、力を発揮するような運動をするなど、いろいろ工夫はできると思います。総じて言えることは、安易にマシンでトレーニングを済ませるのではなく、ちょっと昔のやり方に戻ればいいということですね。
競技者の中には、ある特定の動作を強くするために、インナーマッスルに特化したトレーニング�