アイソメトリックとは?

 アイソは「等しい」という意味。メトリックは「長さ」。筋肉は収縮するのですが、筋肉の長さは等しいという状態をアイソメトリック(等尺性収縮)と言います。

 トレーニングで言うと、動作は起こらないけれども、筋肉は力を出しているという状態をつくり出すこと(実際には止まって力を出しても多少は筋肉が収縮するので、完璧なアイソメトリックはありえませんが)。アイソメトリック・トレーニングは、1970年代にドイツのヘッティンガーという人が本にして、世界的なベストセラーになりました。動かずにトレーニングができるということで、当時としては画期的なものでした。

 利点としては、場所を選ばずにできること。たとえば胸の前で拝むように手を合わせて、左右から力を加えるだけで大胸筋のトレーニングになるので、時間もスペースもほとんど必要ない。最大筋力に近い筋力を6~7秒ほど持続的に発揮できれば筋力は十分に高まりますし、筋肉を太くする刺激にもそれなりになります。ただ、2~3秒ほどで終わってしまうと効果はほとんど出ません。6~7秒、しっかり最大筋力を出すことがポイントです。これは普通の人にとってはキツいので、完璧に行なうのはなか
なか難しいトレーニングと言えます。

 また、バーベルやダンベル、マシンを使ったトレーニングに比べると、効果は当然劣ります。なぜなら、筋肉が仕事をしないから。力は出していても、外に向かってエネルギーを出していない。筋肉のエネルギー消費が少ないので、筋肉を太くするための物質があまりつくられません。

 もう一つの問題点としては、最大筋力を7秒ぐらい出すと、血圧がかなり上昇します。循環器系に強いストレスがかかるので、やりすぎは良くないですね。

※資料引用

#アイソメトリック
#等尺性収縮
#ヘッティンガー
#筋力トレーニング
#筋トレ