トレーニングの「慣れ」を防ぐ方法は?

 これは誰もが突き当たる問題で、同じトレーニングばかり続けていると3~4ヵ月で体は慣れてしまい、伸びも止まってしまいます。

 それを避けるためには、ピリオダイゼーション(周期化)が重要です。ピリオダイゼーションは、試合に向けてトレーニングの周期を期分けし、強度や量を変えていくというだけではありません。広義では、メニューやトレーニング法などを一定期間ごとに変えていくことを言います。

 トレーニングのやり方や種目は同じでも、スタイルを少し変えるだけでもOKです。たとえば、ある一定期間は反動を一切使わないストリクトでトレーニングする。これ以上は伸びそうもないなと思つたところで、反動を使ったチーティングスタイルで重い負荷を上げるようにする。それをしばらく続けたら、またストリクトに戻す。そういった変化を3~4ヵ月ごとにつけてみる。

 長い間トレーニングをしてきた人は、筋トレが生活の一部のようになっているので、あまり大きな変え方はしたくないと思うのが普通です。その場合はなおさら、ちょっとしたことを変える。リフティングスタイルを変えるだけで使える負荷が変わるので、筋肉への刺激はずいぶん違うものになります。

 また、種目の並べ方を変えたり、スロートレーニングのようなもので挙上速度を変えていくという手もあります。

 どの方法を選ぶにせよ、同じトレーニングを半年間続けるよりは、少しスタイルを変えた時の方が伸びは大きくなります。最初の3ヵ月は軽めの負荷をストリクトでやり、次の3ヵ月は重い負荷を上げたグループと、最初から重い負荷だけを上げたグループでは、前者のグループの方が最終的な成績は上がるということを多くの研究結果が示しています。

※資料引用

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