テーピングをしての筋トレはよくない?

 テーピングをしての筋トレには、二つの目的がありそうですね。

 まず一つは、痛みやケガをカバーするため。ボディビルやパワーリフティングなど、継続的に筋力トレーニングをしないと筋力が落ちて試合に影響してしまうような競技では、手首や足首など未端の関節の痛みをテーピングでカバーしてトレーニングをすることはあります。しかし、無理にトレーニングすることは決してオススメできません。痛みが増したり、ケガの治りが遅くなるのはもちろん、筋肉の使い方そのものがアンバランスになったり、右手をケガしたまま左手に頼るような動きをすることで、痛めていないところまで痛めてしまう危険性も出てきてしまいます。

 どうしてもトレーニングを継続したい場合は、トレーニングのフォームを変えてみるのも一つの方法かもしれません。手首に痛みを感じながらベンチプレスをする場合は、手幅を狭くしたり、グリップ(握り方)を変えることで痛みが軽減されることもあるでしょう。このように、ひどいケガでない場合は、工夫して痛くない方法を選ぶべきですが、基本的には休養を取るのがベストだと思います。

 二つ目は、もう少し積極的な目的で、加圧トレーニング のような効果を期待して、テーブで筋肉を締めつけて筋トレを行なう場合です。これは、もしかしたら加圧トレーニングとそこそこ同じような効果が出てくるかもしれません。ただ、テーピングは血行を制限するほど強く締めることはできませんし、加圧の強度を調節することに関してもある程度の知識が必要です。まして市販のテーピングのほとんどは伸縮性がないので、ゆるく巻いたつもりが、パンプアップしてだんだん筋肉が太くなってくるとギューギューに締まってしまい、筋力アップどころか命にかかわる危険性も出てきてしまいます。専門知識がない場合は、これもやらない方が無難だと思います。

※資料引用

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